とよた森林学校とは

 豊田市は、豊田市森づくり条例第15条に定める森林環境教育を推進するため、2006年度に「とよた森林学校」を設立しました。2024年度からは森林環境教育を豊田市と市民の共働および都市と農山村の交流・共生により推進するため、とよた森林学校の運営組織として「とよた森林学校実行委員会」が新たに発足しました。
 とよた森林学校の目的は、豊田市の森づくりについて理解と関心を深める学びの場を豊田市と市民の共働によって創造することにより、「森づくりの新たな人材を育てること」「森の応援団となる市民を育てること」です。
 「森づくりの新たな人材」とは、山主や森林の近くで生活を営む人々の悩みに寄り添い、彼らが抱える課題を解決するために、自ら率先して森林を取り扱う技能を身につけ、主体的に行動する人たち、「森の応援団」とは、自然界の一部である森林の仕組みや森林と人間の付き合いの歴史、現代社会において森林が抱える複雑な課題を深く理解し、森林と都市とをつなぐ役割を果たすために自主的に行動する人たちです。間伐ボランティアや森林観察リーダーなど、これまでに4,000 人を超える「森の応援団」を養成してきました。 今後の10 年、20 年、30 年、50 年先の森づくりを推進する人材を育成し、時代に即したより多くの市民への啓発を促すことを目指しています。

蔵治 光一郎

校長 蔵治光一郎
(東京大学 教授)



とよた森林学校2024パンフイメージ

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